これから株式投資を始めるなら専業投資家よりも兼業投資家【絶対理論】

これから株式投資を始めるなら 専業よりも兼業を勧める理由

私は2013年頃から2018年の半ばくらいまでは専業投資家として株式を売買していました。しかし、そんな5年続けた専業トレーダー生活を辞めて今は兼業投資家として株式投資以外の収入を得られるように工夫して生活しています。

その決断をしたのには、専業で株式投資をするのは難しい時代が来ると考えたからですが、なぜ専業投資家で生活するのが難しい時代なのかを解説します。

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専業投資家と兼業投資家の大きな違い

専業投資家とは生活にかかるすべてのお金を投資で得ている投資家の事を指します。一方、兼業投資家は投資によって得た収益とは別に、仕事などで生活に必要な費用の一部または全部を得る投資家を指します。

それぞれにメリットとデメリットがありますが、専業投資家の一番の強みは常に投資の事だけに全力で取り組める事です。

逆に兼業投資家は、投資による収入が滞ったとしても別に収入源があることがメリットです。

デメリットとしては、お互いのメリットが逆に一番大きなデメリットになるでしょう。この専業と兼業の違いは、相場環境によってそれぞれの特徴の重要性が全く変わってくるという事がポイントです。

専業投資家

  • メリット:投資に全力で取り組める
  • デメリット:他の収入源がないので失敗できない

兼業投資家

  • メリット:投資以外にも収入源がある
  • デメリット:投資に取り組む時間が少ない

上昇相場では専業投資家のメリットが大きい

専業投資家のメリットが最大限に活きるのは上昇相場の時です。

例えば、2012年には日経平均株価は8000円台で推移していましたが、その後アベノミクスが始まり2018年には日経平均株価は24000円に到達しました。

たった6年で、市場全体の価値が3倍になったと言えますね。

その間で、多くの株が買って保有しているだけで価値が倍以上になりました。そんな相場であれば、積極的に売買したり投資情報を収集する時間の多い専業投資家では、さらに何倍もの利益を出せる可能性が高くメリットが大きいと言えるでしょう。

逆に兼業投資家の場合も、当然ながら株を保有しているだけでも利益は出ますが、やはり専業でしている投資家に比べれば利益は少なくなる傾向にあります。

専業投資は上昇相場では大きな利益が期待できる

下落相場では兼業投資家のメリットが大きい

逆にリーマンショックなどの下落相場時には、兼業で投資をしている人の方が良い環境にあるでしょう。

株を保有しているだけでは利益が出ず、売買しても下落する銘柄が多い環境では、安定して株式投資で利益を出すのは難しくなります。

そうなると、生活するための収入が別にあった方が、無理をしないで株式投資に向き合えます。もし、専業投資家で株で生活費を稼げず、さらに損失が出る月が続くとすれば、積み上げた資産は泡のように消えていきます。

また、株価が安くなればなるほど高い配当を出す銘柄も増えるために、長期投資に向いた相場になるのも兼業投資家にとってはメリットです。

兼業投資は下落相場でも利益を出す事を焦らない

相場環境はどうなっていくか

2018年はアベノミクス以降で初めて一年を通じて日経平均株価が下落して終わりました。また、2012年後半から2018年半ばまでは、日経平均株価は8000円から24000円まで3倍になった時期でもあります。

わずか6年弱で株価が3倍になるというような相場が同じように続くかと言えば、今の株価水準から考えて難しいでしょう。

むしろ、次に大きな上昇相場が来るためには、一度大きな下落相場がある事が前提となります。

もちろん、2019年以降も緩やかに株価が上昇する可能性はありますが、それでも年に一度や二度は大きな下落を挟みながらの上昇となるでしょう。「上げ100日、下げ3日」というように、相場の下落時は一気に株価が下がる可能性が高く、そのような相場で安定して利益が出せる可能性は非常に低くなります

。個人的には株価が上昇しづらく買いで利益が出にくいとなると、自然と下落に向けた相場が始まると考えているので、専業投資家をしている人にとっては投資しづらい環境と言えると思います。

調整相場・下落相場がやってくる可能性が高い

下落相場に転じるなら兼業投資家でいるべき

そのような理由から、これから株式投資を始める人には、専業投資家になるよりも兼業投資家でいることをオススメします。

特に、アベノミクス以前のリーマンショックやライブドアショックなどの、大きな下落相場を経験していない人にとっては、実際に起こる下落相場はデータで見る下落相場とは全然比較にならない恐怖があります。

最初の下落相場でその恐怖を受け止め、冷静に専業投資家として利益を出し続けるのは、相当優秀な投資家でない限り不可能と言えるでしょう。

無いものを得るより、あるものを失う方が心理的な作用が大きい

特に人の心理的な作用から、資産が100万円増える時よりも、資産が100万円減る時の方が、精神的なダメージが大きくなります。

そのため、個人投資家にとって最も難しいのは、上昇相場で利益を出すことよりも、下落相場で利益を守ることです。

他に収入のある兼業投資家と、投資でしか収入のない専業投資家なら、どちらの方が成功する可能性が高いかは言うまでもありません。

関連記事 専業投資家になるより兼業投資家を続ける方が成功しやすい

兼業投資家でも色々な「兼業」の形態がある

相場の現状や先行きから、専業投資よりも兼業投資を勧めますが、兼業投資には様々な形があります。

一般的にはサラリーマンやOLをしながらの兼業投資をイメージしますが、投資による収益がある程度期待できるのであれば、何を兼業にするのかは自由になると思います。

仕事の収入から投資の収益を中心に

投資を始める時は、誰でも仕事による収入がメインになります。

そこから、少しずづ経験を積みながら投資による収益を増やしていくことで、投資による収入をメインとした兼業投資家へシフトすることが出来ます。

例えば、年間で300万円の利益を投資で得る事が出来るなら、収入の中心を投資にすることも可能です。

その場合、

  • 月に10日程度のアルバイト(投資に影響しない程度)
  • 自分で仕事を生み出す(週末起業やクラウドワークなど)
  • ブログやYouTubeなどを収益化する

といったような暮らし方も選択肢として有効になります。

仕事中心の兼業から、投資中心の兼業へ

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私の収入形態

私自身は、1年前に専業投資家から兼業投資家として株を中心とした生活に変えましたが、以下は私の具体的な兼業投資の収入パターンです。

毎月の収入(兼業初期2018年後半)

  • 株式投資:15万円
  • アルバイト:10万円(月80時間程度)

毎月の収入(兼業現在2019年前半)

  • 株式投資:月20万円
  • ブログ収益:月1万円
  • 週末自営業:月5万円(月4日程度)
  • FX取引:月5千円

私の場合は、元々が専業投資家だったために、2018年半ばからの兼業投資家としての最初の半年間は即収入に繋がるアルバイトをしながら、収入に繋がる仕事や方法を模索していました。

現在では、アルバイトは辞め、少しづずつではありますが、収入形態を増やしつつ株式投資中心の兼業投資家をしています。

元々は年間に400万円程度あった株式投資の収入が、上昇相場の終了とともに大きく減少したために、現在では専業時代ほど稼げてはいませんが、2020年には株式投資以外の収入を併せると、専業投資家の頃よりも稼げるようになる予定です。

どうしても専業投資家になりたいなら1億円の資産を作ろう

もし、どうしても専業投資家になりたいなら、最低1億円の資産を形成することを目標にしましょう。

1億円あれば配当利回り3%の株に分散投資するだけで、年間に300万円の収益が見込めるために、贅沢は出来ないかもしれませんが、十分に専業投資家として生活できます。

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