株式投資を始める人で一時的にそれをしようと思う人は少ないのではないでしょうか。多くの人は自分の収入の一部として永続的に資産運用しようと考えていると思います。そのように日常の一部として株式投資をするのであれば、当然ライフスタイルにも何かしらの変化が発生します。ただ、ここで気を付けてほしいのは次の一つです。
「仕事の時間を削って株式投資の勉強をしよう」
これは個人的には大変失敗しやすい思考パターンだと思います。というのは、株式投資を始めたばかりでは、収益はほとんど期待出来ないという事です。収入にならないもののために、仕事の時間を削って収入を減らすのは本末転倒です。
また、仕事の収入を減らしたことで、無意識のうちに株式投資でその分を補填しようとする心理も働いて、じっくり投資に向き合えず焦って取引を繰り返す内に不本意な結果になる恐れもあります。もちろん最初の数か月、数回、数十回の取引で期待していた通りの利益が発生する可能性もあります。しかし、ほとんど経験もない状態で安定した利益が出続けることは、ほぼありません。いつか、どこかのタイミングで大きな損失を出す可能性も十分にあります。
ですから、株式投資を始めた最初の段階で言える事は次の通りです。
「仕事に影響を与えない程度で株式投資を始めよう」
仕事が忙しいなら一日5分でも大丈夫です。気になる銘柄の株価チャートを見たり、四季報を流し読みしたり、数日に一銘柄取引したり何でも構いません。とにかくそれまでのライフスタイルを大きく変える事なく始めてみましょう。
コメント