取引手数料は投資成績に関係する重要なポイント

株式投資をしている人は、どれだけ取引手数料を意識しているでしょうか?

ただ何となく最初に口座を作った証券会社を利用していて、取引手数料については深く考えずに利用している人も多いのではないでしょうか。

今回は、株式投資における取引手数料の重要性を具体的な数字を使いつつ解説したいと思います。

スポンサーリンク

主要ネット証券の株式取引手数料の比較

下の表は、2019年現在の主要なネット証券の100万円以下の売買株式手数料の一覧です。

1約定ごとプランの現物株式の取引手数料一覧
証券会社 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~40万円 ~50万円 ~100万円
SBI証券 97 113 270 525
楽天証券 97 113 270 525
GMOクリック証券 95 105 260 470
カブドットコム証券 97 194 270 1069
岩井コスモ証券 500万円まで1080円
マネックス証券 ※1 100 180 250 350 450 成行1000円/指値1500円
ライブスター証券 ※1 80 97 180 340
定額プランの現物株式の取引手数料一覧
証券会社 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~40万円 ~50万円 ~100万円
SBI証券 0 206 308 463 822
楽天証券 0 206 308 463 926
GMOクリック証券 230 300 430 860
カブドットコム証券 97 194 270 1069
岩井コスモ証券 86 172 259 345 432 518円~864円
ライブスター証券 ※1 400 600
松井証券 ※1 0 300 500 1000

※1 税抜表示です

ある程度は似通った取引手数料になっていますが、それぞれに手数料体系に特徴はあることがわかると思います。

特に「1約定ごとに手数料が決まるプラン」では、ライブスター証券 の手数料が安いことがわかります。

取引手数料の違いと投資成績の関係

株の売買による損益は、以下のような計算式で表されます。

株の売買損益=「売値×株数」-「買値×株数」-諸経費

株の売買損益に関係する諸経費とは

株の売買による損益は、純粋に売買する時の株価の差だけではありません。

証券会社を通じて、株式トレードしているために証券会社に支払う「取引手数料」は必ず発生します。

また、信用取引を利用していて投資資金を担保にしている場合には、それに加えて「金利」や「貸株料」も諸経費として必要になります。

株式投資の諸経費

  • 取引手数料
  • 金利や貸株料(信用取引時)

取引手数料が安くなれば投資利益も向上する

そのため、取引手数料が安くなれば、投資の利益も向上することは間違いありません。

1回の取引における手数料は数十円から数百円の違いですが、取引する回数が多くなれば取引手数料の差はとても高額になります。

1日に1往復の取引を1年間繰り返す場合

例えば、現物取引で50万円の取引をする場合を考えてみましょう。SBI証券とライブスター証券では取引手数料に90円の差があり、ライブスター証券の方が安くなっています。

もしそれぞれの証券会社で、1日に1往復(2回の取引)を1年間続けるとすれば、取引手数料の違いはいくらになるでしょうか。

計算式:90円×2回×200日(1年の営業日)=36000円

取引手数料の違いだけで1年で36000円の違いが出る事がわかります。10年間投資をする人であれば取引手数料の差が36万円の違いになりますね。

1日に1回の取引が多いか少ないかは、投資家によって違いはありますが、投資を続けるのであれば、いずれはそれだけの違いになる可能性があるということです。

※誤解のないように書きますが、 SBI証券 の手数料も業界では安い水準です。そして、私のメインの証券口座は10年以上ずっとSBI証券です。

取引手数料が全てではないが重要なのは間違いない

株式投資をする際に、取引手数料だけで証券会社を決めるべきではありません。

なぜなら、証券会社によって提供している取引ツールの使いやすさや投資情報などに違いがあるからです。

証券会社を選ぶ重要な要素

  • 取引手数料
  • 取引ツール
  • 投資情報やサービス

ですから、取引手数料が他社より高くてもメリットのある証券会社があれば、そこを利用するべきだと思います。※私にとっては SBI証券 が一番使いやすい取引ツールを提供しています。

ただし、取引手数料を比較した時に、自分が売買する価格帯やプランの手数料が安いということは、重要な要素であることは間違いありません。

取引手数料を安くするコツ

では、取引ツールや投資情報なども自分に使いやすい証券会社を使いつつも、取引手数料を安く抑えるには、どういう工夫をすれば良いのでしょうか。

複数の証券口座を開設する

一番、効果的なのは複数の証券会社で口座を開設することです。

利用する目的で証券会社を使い分けることで、自分にとって使いやすい取引ツールで、安い手数料で売買するという事が可能になります。

基本的には、大手ネット証券の口座開設や口座維持は無料で、口座を開設しているだけで、ほとんどの機能を使うことが出来ます。

私の証券口座の利用例

私の場合は4つの証券口座を開設していますが、今は主に SBI証券 松井証券 を利用しています。

その2つの証券会社の中でも、SBI証券をメインとしており、サブの証券会社として松井証券を利用してます。

取引ツールや情報の見やすさは、個人的にはSBI証券なので、基本的にはSBI証券で株価ボードなどをチェックし、1日で取引を終わらせる予定の取引だけを松井証券で売買するといった感じです。

全てをSBI証券で取引を行わない理由としては、松井証券には一日信用取引といって、デイトレードなら手数料がかからないサービスがあるからです。

2つの証券会社を利用し年間数十万円の節約

私の場合には、1日に数回から数十回のデイトレードをしているので、松井証券を利用することで年間で数十万円の取引手数料の削減になっています。

今では5年ほど、二つの証券会社を使い分けていますので、合計すれば数百万円は手数料に違いがあるはずです。

手数料体系にメリットのある証券口座は開設するべき

私の体験から言える事は、手数料に魅力を感じる証券会社は、とりあえず口座開設してみるべきだということです。

5社も6社も口座を開設する必要はないと思いますが、2,3社程度は口座を開設して損はないでしょう。取引手数料の違いに応じて売買する証券会社を使い分けることで、確実に投資効率はアップすると思います。

どの証券会社に魅力があるのかは、投資をする人によって違いますので、一度大手のネット証券の手数料の特徴を確認してみてはいかがでしょうか。

オススメの大手ネット証券一覧

コメント