「HYPER SBI」を10年以上使い続ける理由との利用方法【取引ツール】

HYPERSBI

私は、SBI証券の口座を開設して10年以上経ちますが、ずっとSBI証券をメインの証券口座にしています。

その一番大きい理由は取引ツール「HYPER SBI」が利用できるからです。

今回は、SBI証券の取引ツール「HYPER SBI」の特徴と株式投資の効率を向上させる利用方法について解説したいと思います。

「HYPER SBI」とは

詳しい説明はSBI証券のサイトで見てもらえばわかりますが、「HYPER SBI」はパソコンで株の売買をする際に利用できるSBI証券の取引ツールです。

「HYPER SBI」の特徴

  • 多くのマーケット情報を同時に表示できる
  • 簡単な条件を満たせば無料で利用できる
  • カスタマイズ性能が高い

多くのマーケット情報を同時に表示できる

この「HYPER SBI」を利用する一番のメリットは、とにかく多様な情報を同時に見る事が出来ることです。

マーケット情報やニュース、投資情報に加えて、複数の銘柄の情報も同時に表示することが可能で、無料で利用できる情報であれば「HYPER SBI」だけで株式投資をする上で不満を感じません。

「HYPER SBI」で表示できる項目の一例

  • 登録銘柄(登録した銘柄を表示、同時に20銘柄の気配値も表示可能)
  • 個別銘柄(個別銘柄の様々な情報を表示)
  • 保有証券(保有株の一覧と情報を表示)
  • 注文一覧(注文一覧の表示や訂正・取り消しが可能)
  • チャート(チャートの各種テクニカル分析が可能)
  • マーケット情報(主要指数や各種ランキング、特別気配値なそ)
  • ニュース(リアルタイムニュースを表示)
  • 複数10本気配(同時に6枚の個別銘柄の10本気配値を表示)
  • 先物・オプション情報(先物とオプションの情報を表示)
  • フル板情報(銘柄のすべての売買注文と注文数を表示)
  • スピード注文(ワンクリックで注文可能)
  • 特殊注文(条件付き注文などが可能)
  • チャート形状からさがす(チャートの形から該当する銘柄を探す)

簡単な条件を満たせば無料で利用できる

「HYPER SBI」の月額利用料は540円(税込み)ですが、実は簡単な条件を満たすだけで無料で使い続けることが出来ます。

「HYPER SBI」を無料で利用する条件

  1. 新規にSBI証券の総合口座を開設後一カ月無料
  2. 1回売買するだけで36日間無料
  3. 「信用取引口座」または「先物・オプション取引口座」開設で永年無料
  4. 各商品のお預り残高合計額1億円以上で無料

基本的に月に1回程度売買があれば無料で利用できますので、普通に株式投資をしている人であれば、簡単に満たせる条件です。

また、信用取引や先物・オプション取引するのであれば、取引の有無に関わらず、ずっと無料で使い続けることが出来ます。

私自身はSBI証券の口座を開設してから10数年経ちますが、一度も利用料金を払っていないと思います。

カスタマイズ性が高い

もう一つのメリットは、「HYPER SBI」のカスタマイズ性能の高さです。文字の大きさから画面の色設定、アラートなどシステム設定はもちろん、表示する項目や配置も自由に動かすことが出来ます。

自分にとって必要な情報だけを、見やすい場所に表示し、取引チャンスを逃さないのも「HYPER SBI」の大きなメリットと言えるでしょう。

また、複数の画面でも利用できるので、画面スペースが狭いと感じるのであれば、モニターを増設して、本格的なプロの投資家のような環境を作る事も可能です。

私の「HYPER SBI」の利用方法

私にとっても「HYPER SBI」が欠かせない株式投資の取引ツールである理由は、同時に表示できる情報量が圧倒的に多いからです。

投資方法は人によっては様々ですが、私の場合は銘柄の板情報をメインに売買しています。

ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析に加えて、日々板情報を見る事を習慣にしている銘柄であれば気配値からある程度動きの予測ができるようにになります。そのためには、多くの板情報を表示できる「HYPER SBI」が色々な証券会社のツールの中で最適だと感じています。

現在はパソコン1台にモニターを2台を設置していますが、モニターには一度に16枚の10本気配値の板情報を表示しており、それとは別にリアルタイムのニュースと代表的な指数(日経平均株価やTOPIX指数、マザーズ指数など)のリアルタイムな動向を同時に閲覧できるようにしています。

具体的には以下の画像が私の「HYPER SBI」の利用画面です。

「HYPER SBI」利用画面

上の画像のモニターでは8銘柄の板情報とメニューバー、下の画像のモニターでは8銘柄の板情報とリアルタイムニュースと代表的な指数を表示しています。

やや窮屈に表示していますが、これだけの情報を一度に閲覧できるのは投資情報として非常に多くの内容が閲覧出来ているのがわかると思います。

単純に16枚の板情報を同時に見ることが出来るだけで、1枚しか見れない場合に比べて16倍多くの情報を見る事ができますからね。

投資成績と証券ツールの性能は比例する

私の経験では、投資の成績と利用する証券ツールの性能は比例します。

私がSBI証券の口座を開設し「HYPER SBI」を利用する以前は別の証券会社のツールを利用していました。

そちらは、このように複数の板情報を同時に表示するような機能はなかったために、一日に何百回と登録銘柄の切り替えをするためにマウスを操作していました。それ自体の手間も相当ですが、同時に多くの情報を見れないために逃してしまう売買チャンスも非常に多かったと思います。

「HYPER SBI」を利用することで、それらの売買チャンスを逃さないために、投資成績が大幅に改善されたのは私にとっては大きなメリットになりました。

もちろん、人によって利用しやすい取引ツールは違うので「HYPER SBI」だけに限った話ではありませんが、自分に合う取引ツールを見つけることは投資の知識や技術と同じくらい大切なことです。

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