サイドFIREに向いてる人の3つの傾向

私は10年以上に渡ってサイドFIRE生活をしていますが、良くも悪くも「普通の生活」とは大きく異なります。

普通の生活に慣れ親しんだ人にとって、サイドFIRE生活への転換は、ある意味で海外留学と同じくらいの変化と言えるでしょう。

本記事では、サイドFIREのライフスタイルに向いている人について解説します。

サイドFIREすると生活はどう変わる?

普通の生活からサイドFIRE生活へのシフトで、最も大きい変化は次の二つです。

自由な時間が大幅に増える

正社員やフルタイムの仕事を辞めてサイドFIRE生活を始めると、自由な時間が大きく増えます。

私の場合は、現在は月50時間のアルバイトをしていますが、通勤時間や休憩時間などを考慮するとフルタイム労働に比べて、毎月150時間程の自由な時間ができました。

圧倒的に自由な時間が増えることが、サイドFIRE生活の最も大きな変化です。

社会的マイノリティになる

サイドFIRE生活では、自由な時間が増えることと同じくらい、大きな特徴があります。それは、サイドFIREは社会的マイノリティ(少数派)であることです。

私は、今の生活を10年以上続けていますが、実生活でサイドFIREしている知人は3人もいません。交友関係が広い方ではありませんが、それでも自分が想像していた以上にサイドFIRE生活をしている人は少ない印象です。

サイドFIREをするまで意識されにくい事ですが、社会的にマイノリティであることは、サイドFIRE生活における大きな変化です。

「自由な時間が多い」「社会的マイノリティ」であることから、サイドFIRE生活に向いている人、向いていない人の傾向がわかります。

サイドFIRE生活は自由かつ孤独

普通の生活と同じスタンスでサイドFIRE生活を始めるなら、自由と孤独を感じるでしょう。

自由な時間は多忙な生活をしているからこそ貴重です。そして、多忙な生活の中にいるから、多くの人は自分の存在価値を感じることができます。

サイドFIREして自由な時間が圧倒的に増えたとしても、社会的な関わりが希薄になるとすれば、孤独感によるストレスは否めません。

この自由と孤独に対する考え方が、サイドFIREの適正に繋がります。

サイドFIRE生活が向いている人

サイドFIRE生活に向いている人は、大きく3つの傾向に分類されます。

傾向1:活動の場を積極的に探す人

典型的なサイドFIRE生活に向いている人は、積極的に社交の場に出ることが出来る人です。

社会人サークルやボランティア活動などに参加して、多くの人と関わる機会がある人はサイドFIREをしても孤独を感じることは少ないでしょう。

むしろ、自由な時間を有効に利用することで、普通の生活よりも交友関係が深く広くなるでしょう。

傾向2:既に十分な交友関係がある人

家族や友人、恋人など十分な交友関係がある人もサイドFIRE生活に向いている人です。

普通の暮らしでは、そういった人との時間が取れていないと感じているのであれば、サイドFIREすることで充実した時間が増えるでしょう。

傾向3:孤独であることを好む人

まだ、孤独であることを好む人もサイドFIRE生活に向いています。

人と関わらないことを好み、社会的な存在意義などを気にしない人にとっては、自由であり孤独でもあるサイドFIRE生活は、寧ろ望んでいた生活です。

総合的に自分のサイドFIRE適性を考えよう

上で解説した3つのサイドFIREの傾向から、自分の傾向を一つに絞る必要はありません。私自身も、3つのどの傾向も当てはまります。

ただ、どの傾向にも当てはまらないのであれば、サイドFIRE生活には向いていない可能性が高いでしょう。

サイドFIRE生活では、資金的な問題と同じくらい、生活環境への適応が大切な課題です。サイドFIREする前に、本当に自分が望むライフスタイルについても考えてみましょう。