投資や副業は収入よりストレスについて考えよう【健康的な収入源と不健康な収入源】

何かと投資や副業がささやかれている現代ですが、副業や投資をすることは金銭面の問題だけでなく、健康面のリスクを避けるためにも大切です。

しかし、投資や副業も考え方や方法を間違えれば、逆に健康リスクを大きくしてしまうことになります。

本記事では「複数の収入源を持つこと」と健康の関係について解説します。

投資や副業は金銭面だけでなく健康面にも好影響

会社員にとって仕事を失う、つまり「失業のリスク」は最大の心配事と言えるでしょう。失業すれば労働期間によっては雇用保険は受給できますが、本来貰えていたはずの収入には届かず一時的なものです。

その雇用保険の受給期間に転職活動をして、以前と同程度の収入、労働条件を満たす企業への採用を目指す事になります。

しかし、そういった失業から転職までの流れが容易ではない事は、誰もが知っています。そのため、多くの人は失業しないために最大限の努力や我慢を強いられることになります。

収入源を複数持つことで失業リスクを軽減できる

収入源が複数あれば、万が一、失業したとしても収入が0になるわけではありません。

例えば、仕事以外に月に10万円の収入があれば、最小限のアルバイトをしながら焦ることなく希望の条件を満たす企業への転職活動をすることが可能です。

場合によっては、副業を本業にすることも検討できます。収入源が複数あるということは、失業後の選択肢を大きく広げる事に繋がります。

副収入は、失業した時のリスクを大きく軽減することが可能になります。

失業後のリスクが減れば健康のリスクを減らす行動ができる

失業後のリスクを減らすことが出来れば、過度に失業を恐れることはありません。

不当な労働条件やセクハラやパワハラを我慢する必要性もなくなります。労働条件が労働基準法を大きく逸脱していたり、個人の名誉を棄損するような発言に対して抗議することも可能です。

失業後のリスクよりそれらを我慢するストレスによる健康被害の方が甚大なリスクに変わったからです。

  1. 収入源を多様化する
  2. 失業リスクが減る
  3. 健康に悪影響な労働条件を黙認する必要性がない

という流れから「投資や副業などで収入源を増やせば金銭面だけでなく、健康面でも良い影響がある」と言えるでしょう。

良い収入源の増やし方と悪い収入源の増やし方

では、ただ収入源を増やせば健康面にも必ず好影響になるのかと言えば、そうではありません。

投資や副業がストレスになるようであれば、逆に健康面に悪影響を与えることになり、上手くいっている本業にも影響を及ぼし失業を促す結果になるかもしれません。

投資であれば四六時中、自分の資産の増減が気になるような状態になるようなら本業にも悪影響ですし、副業なら興味のないアルバイトは大きなストレスになり逆に健康被害に繋がります。

投資でも副業でも収入源を増やすことは、生活を豊かにするための行動だということを忘れないことです。

投資や副業で大切なのはストレスにならないこと

収入源を増やしたいと考えている人は、金銭面での安定や安心感、つまり豊かな生活を求めています。

しかし、そのために過度なストレスから病気になれば本末転倒です。

私自身は、過去に昼と夜のダブルワークを1年ほど続けた事がありましたが、最終的には体調を崩しかけた上に、本業に悪い影響を与えたという苦い経験があります。

若いから、早く稼ぎたいからという理由だけで安易に健康を考えずに収入源を増やすことは結果として、何もしない方が良かったという後悔になるかもしれません。

投資や副業をする時には、金銭面よりも健康面を重視して考えることが大切です。