「副業をする会社員」から「会社員を副業」にしよう

最近では政府が副業を推進する動きが出ていますが、実際には副業をしている人はまだ少ないようです。

理由として「会社規則により副業が禁止されている」や「仕事以外に労働をする時間がない」という人が多いのではないでしょうか。

そして、副業を始めたとしても、結局は「働いてお金を稼ぐことに違いがない」と思ってしまえば、よっぽど金欠でなければ積極的に副業を探そうと行動を起こす人はいないかもしれません。

本記事では「副業をする会社員」を目指すのではなく「会社員を副業」にすることを目的として副業のモチベーションを高めようという話です。

「労働時間の対価=収入」という潜在意識

多くの人は潜在的に「仕事=時間の提供」という思考があるのではないでしょうか。それが副業に踏み出せない要因の一つです。

会社に勤め給与を貰う一般的な労働形態は「定められた時間に労働し、対価として給与を受け取る」というものです。

インセンティブなど成果に応じた収入はありますが、給与のベースは毎月ほぼ一定の金額で支払われる基本給や各種手当などになります。

副業は「労働≠時間の提供」

副業としてアルバイトやパートをするのであれば、おそらく本業よりも時間的な単価が低い仕事をすることになるでしょう。

そう考えると、本業で毎月160時間以上働いて、別の仕事を副業としてする生活は豊かと言えるでしょうか?

「労働=時間の提供」と考えられる副業は望ましくありません。

副業は「収入=思考の対価」

副業をするのであれば「収入=思考の対価」という考え方を持つべきです。

労働の対価としての収入は本業だけで十分です。副業では、アイディアや思考を収入にするという発想が大切です。

副業で本業以上の収入を目指そう

一般的な労働は1時間当たり大体1000円~3000円程度の単価になります。

しかし、思考によって得られる収入は1時間当たりの単価は基本的には存在しません。より優れた思考や努力が出来るのであれば、1時間当たりの収入は何万円にもなります。

そのため「副業の収入が本業よりも多い」という状態を目指すことが可能です。そのように考えれば副業をするモチベーションは高まるのは間違いありません。