本記事では、人生において非常に多くの時間を占める労働の価値について考えてみます。
1日8時間週5日労働は人生の何%を占める?
多くに人の生活に組み込まれる1日8時間週5日労働が人生において、どれだけの割合になるのかを計算してみます。
20歳から社会人となって65歳まで、8時間労働を年間240日続けるとした場合、総労働時間は「45年間×8時間×240日=86400時間」になります。
実際には通勤時間やお昼休憩の時間も労働によって束縛される時間になることから、通勤が往復1時間、お昼休憩1時間としても労働によって束縛される時間は10時間に及びます。
つまり「45年間×10時間×240日=108000時間」が労働によって生涯拘束される時間です。
もし残業や休日出勤などを加えると、これをさらに上回る時間を労働のために費やしているという事になります。
活動時間に占める労働による拘束の割合は38%
人が自分の意思で動ける活動時間はどれくらいでしょうか?
1日7時間睡眠の人の活動時間は1日17時間ですから、この45年間での活動時間は「17時間×365日×45年間=279225時間」に事になります。
この事から活動時間に対して、労働によって拘束される時間の割合は「108000時間÷279255時間×100=38.6%」に及ぶことがわかります。
つまり、我々の多くは労働に従事する20歳から65歳の45年間で、活動時間の4割に近い時間を労働のために費やしているという事になります。
人生において圧倒的に高い割合を労働のために捧げていると言っていいでしょう。
活動時間の4割を労働のために費やす価値はあるのか?
この活動時間の4割近い時間を労働のために費やす価値はあるのでしょうか?労働、つまり仕事をする理由は主に次の理由からです。
- 生活のため(生活費のため)
- 社会的信用のため
- 仕事を通じて成長するため
- 好きな事が仕事だから
多くの人はこれらの中のいくつかが労働をするための動機になっていると思います。
しかし、その動機に1日の4割近い時間を労働に費やす価値はあるでしょうか?
労働にそこまで価値はない
私は現在は40代で、20歳の頃に比べると体力や気力、健康面でも随分と衰えを感じている立派なおじさんです。
人生の残り時間が少なくなるにつれて「労働に1日の4割を使う価値はない」と断言できるようになりました。
年齢を重ねるごとに身体が動かなくなっていくのを実感すると、例え長生きして老後に30年の時間があろうとも、若い頃と同じことが出来るわけではありません。
そう考えると、私にとって労働に1日の4割の時間を捧げるのは貴重な時間の浪費でしかありません。
身体が動く間に色々な事に挑戦せずに仕事をしていたことを後悔するのは間違いないと思います。
労働しない選択が可能な生き方をする
しかし、そう考えたとしても仕事を辞めるという選択は簡単には出来ません。
実際には多くの人が労働時間や環境に嘆いていながらも、仕事を辞めることが出来ないのは、仕事を辞めたら生活が出来ないからです。
では、その解決方法はどうすれば良いのかとういことですが、私の場合は資産運用によって、労働の束縛から解放されることができました。
仕事以外の収入を身につけるのが第一歩
1日8時間週5日労働から抜け出し、自分の人生の貴重な時間を違う事に費やしたいと思うのであれば、仕事に代わる収入を身につけるしかありません。
しかし、仕事以外の収入を身につけるために、いきなり退職して無収入からスタートする必要はありません。
まずは、仕事をしながら収入となる方法を見つけることから始めたら良いと思います。
仕事の片手間で月1万円でも稼げるようになれば、そこから先が見えてくる可能性が十分にあります。
0を1にする事が大切
あらゆる事に言えますが「0を1にする」のが最も難しく重要なことです。例えば、投資やブログでたった100円でも稼ぐことが出来たとすれば、大きな自信になると思います。
そして、そのために必要なことは最初の一歩を踏み出すことです。「めんどくさい」や「リスクが怖い」という理由で何もしなければ、何も始まらないままです。
もし失敗に終わるとしても挑戦することで、可能性が開けることは間違いありません。1日8時間週5日の労働に疑問を持つのであれば、0を1にしてみてはいかがでしょうか?
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