株で500万円投資するごとに毎年1か月自由になる【資産運用の考え方】

株式投資は資産運用としては代表的な手段の一つです。しかし、日本では株式投資を含め、資産運用という考え方はそれほど普及していません。

そこで、今回は株式投資における資産運用の考え方について考えてみたいと思います。

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株式投資の収益は2種類

投資の種類によって収益も変わってきますが、株式投資における収益は大きく2種類に分類されます。

キャピタルゲイン

一つは、株価の変動による差益がそのまま収益になるキャピタルゲインです。

主にデイトレードや短期投資などの収益はこのキャピタルゲインになりますが、投資よりは投機と言えるかもしれません。

キャピタルゲインの特徴としては

  • 短期間で収益(損失)になる
  • 利益だけでなく損失が出る可能性がある

というのが挙げられます。

インカムゲイン

もう一つは、株を保有することで貰える配当金や株主優待などのインカムゲインです。

配当金は株を保有することで年に1、2回程度、利益や剰余金の一部を株主に還元されるものです。また、株主優待は企業から株主へ自社製品やサービスなどを紹介することで投資家に企業の取り組みを知ってもらう意味もあります。

インカムゲインの特徴としては

  • 配当金と株主優待は損失にはならない
  • 長期的な投資が必要になる

というのが挙げられます。

今回はこのインカムゲインについての株式投資の資産運用の思考法について解説しようと思います。

尚、キャピタルゲインとインカムゲインの詳しい解説はこちらをご覧ください。

「インカムゲイン(配当金)」と「キャピタルゲイン(譲渡益)」
株式投資の収益は「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の二種類に分けられます。投資をしない人にとってはあまり聞きなれない言葉かもしれません。 この名称は知らなくても取引に支障ありませんが、投資の勉強をする…続きを読む

500万円投資するごとに1か月自由になる理屈

ここからはインカムゲインを基準に、この記事のタイトルでもある500万円投資すると1か月自由になる理由について解説していきます。

タイトル自体は比喩的な表現として解釈してもらいたいと思いますが、非現実的な話ではありません。単純な理屈で、配当金や株主優待による年間の利回りがいくらになるかということです。

東証1部に上場する日本株の配当金の平均は約2%です。しかし、配当金と株主優待を含めた利回りでは3%を超えるような銘柄も多数存在します。

仮に配当金と株主優待を合わせて年間4%実施している会社の株を保有すれば、500万円分の株を保有すると考えると年間で「500万円×0.04(%)=20万円」の利回りになります。

1人暮らしの人であれば1か月生活するには十分な金額と言えるでしょう。そういう意味で、500万円投資するごとに1か月自由になるという記事のタイトルにつながります。

そもそも500万円を投資出来ない

ここで、「そもそも500万円も貯める事が出来ない」と思う人もいるかもしれません。

500万円はただ1か月というわかりやすい単位で説明するために出した投資金額です。100万円でも同じ理屈では年間で6日間自由が手に入ると考える事が出来ますので、500万円という金額に大きな意味はありません。自分にとって無理のない金額で始めれば良いと思います。

私の場合は50万円から投資を始め、現在では投資資産は数十倍に増えました。

スタートが早いほど資産運用は有利になる

色々な視点から、資産運用を始めるのは早い方が良いと言えますが、この記事のタイトルの視点からでも同じことが言えます。

その理由について少し説明しましょう。

毎年継続的に収入がある

インカムゲインのメリットとして、ほとんど手をかけずに毎年継続的に収入が見込めることです。

25歳で500万円の投資資金で運用を始めたとして、毎年1か月自由になるのであれば、80歳まで継続したとすれば55か月、つまり生涯で6年弱の自由な時間を手に入れることが出来ます。

50歳で500万円の投資資金で運用を始めても、80歳では30か月、生涯で2年半です。

50歳だから遅いというわけではありませんが、この資産運用の理屈に早く気付いている方が、残りの人生が長い分有利になります。

また、実際には定年後は年金さえ十分であれば基本的に労働の必要はありませんので1年十自由かもしれませんが、それもこれからのご時世どうなるかわかりません。

キャピタルゲインによる利益も見込める

最初に説明したように、株式投資の収入はインカムゲインだけでなくキャピタルゲインもあります。

株を安い時に買って高い時に売るのも、投資が長期化するほど、投資経験に長けているほど有利になります。

そのため、投資を始める時期が早いほどキャピタルゲインによる収益も期待できます。

株式投資で安全な資産運用を心がける

500万円投資するごとに1か月自由になると夢のような記事を書いてきましたが、投資である以上損失を出す可能性もあります。

あくまで投資は自己責任ですから、損失が出たときには誰も助けてはくれません。そのことは忘れないように注意が必要です。

ただ、危険を煽るつもりはなく、リスクを最小限に抑えることで損失を極力回避することも可能です。

インカムゲインを目的とした長期投資で気を付けるべき項目をいくつか解説しましょう。

インカムゲインを目的とした株を選ぶ

長期投資でインカムゲインを目的とした投資をするのに、新興企業の成長株を選ぶのは矛盾しています。

もちろん、そういった成長性のある新興市場の会社は上値余地も大きいですが、反面、業績が鈍化した時の下落余地も大きなものになります。

インカムゲインを目的とした投資をするのであれば、

  • 高配当・低PER・低PBR
  • 業績が安定している
  • 自己資本比率が高い

を満たすような銘柄に投資するのが良いでしょう。下落余地が小さい分、失敗した時の損失も少なく抑えられる可能性が高くなります。

必ず分散投資をする

長期投資で一番のリスクは投資した企業の不祥事等による業績の悪化や上場廃止です。

これは、一般の投資家が先に察知して逃れることは非常に難しく、この一面においては株式投資は運も大切だと言えるでしょう。

避けることが出来ない以上、それによって大きな損失を被るリスクは最小限にしなければいけません。つまり分散投資です。

複数の企業に分散して投資することで、1つの会社に何か想定外の悪材料が出ても、大きな損失を避けることが出来ます。

500万円を投資するのであれば、5~10社程度の分散すれば1つの会社に何かがあっても大きな痛手にはならないと思います。

余裕のある資金で投資をする

ギリギリの資金で投資をするのも懸命とは言えません。投資額が大きいほどリターンも大きくなりますが、良い事ばかりが起こるとは限りません。

投資用の資金と普通に生活する資金は別にして考える必要があります。

その上で、投資資金に関しても現金比率はある程度高くしておくのが良いでしょう。株式投資における現金比率は年代と同程度と言われています。

例えば20代なら投資資金のうち現金資金の割合が20%、50代なら50%ですね。

インカムゲインの一部を再投資

500万円の投資で1か月自由とは言いましたが、特に若い人であれば受け取った配当金の一部は再投資に回したほうが賢明かもしれません。

今自由に使えるお金を手にするよりも、将来の自由に向けて再投資をした方が大きな利益になります。

もちろん、人それぞれ考え方があるので絶対とは言えませんが、余裕があるという意味でも再投資が出来るような環境作りは大切です。

【まとめ】株式投資による資産運用で豊かな生活を目指す

投資による資産運用の目的は、生活を豊かにすることです。

今回の記事では、比喩的な意味で「500万円で毎年1か月の自由」という表現をしていますが、私個人の投資経験からすれば不可能ではない範囲で努力次第で実現可能ではないかと思う資産運用の考え方です。

実際に株式投資を始めると、相場の変動や様々な要因で失敗することもあるので、この記事のように単純にはいかないとは思いますが、これから株式投資を始めようと考えている人や投資に行き詰っている人にとって少しでも参考になればと思います。

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