負けない投資家になるために必要なこと

負けない投資家になるために必要なこと

一説によると株式投資をしている人で実際に勝てる人は全体の1割程度と言われています。

こういう個人投資家の勝率についての統計は、相場環境や条件によっても大きく左右されますが、投資に関するニュースなどで知る限りには、上昇相場であっても勝てる投資家の割合はそれほど多くないという印象を私個人は持っています。

私自身は株式投資を始めて15年ほど経過していますが、最初の数年は損失が出ていたと思いますが、その後の10年以上は幸いにも利益を出し続けることが出来ています。

時期的にはアベノミクスによる全体相場が好調だった期間を含んでいますが、相場が下落基調にあった時でも利益は出ていました。

ということで今回は私の投資経験や気を付けている事を踏まえて、株式投資で負けない投資家になるために、必要だと思うことを記事にしました。

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上昇相場と下落相場では投資の仕方を変える

まず、株式投資で勝ち続けるのに必要なことは、常に同じやり方は通用しないことを認識しなければいけません。

その最も根本にあるのは上昇相場と下落相場では、投資の考え方を変えるということです。

上昇相場では押し目になっていた局面が、下落相場では押し目ではなく単なる下落途中の踊り場になる可能性が高くなります。

そんな相場の中で上昇相場でしていたように押し目を拾っていては、投資資金がいくらあっても足りません。

アベノミクス以降に投資を始めた方は当然、その前にあった暗黒の下落相場を体験していないので、もし今後そのような下落相場が来たとしても、対応するまでに時間がかかるかもしれません。

単純に、下落相場では押し目は拾わないという事だけでも頭の中に入れておくと良いと思います。

切り替えが難しいなら常に下落相場の意識をもつ

上昇相場と下落相場で投資のやり方や意識を変えようと言っても、そのタイミングはいつだよって思う人もいるでしょう。

そういう人は常に下落相場のつもりで取引してみるといいかもしれません。

私自身も2016年頃からは、どちらかというと日本株が下落する可能性が高くなってきたように感じつつ株式投資をしていました。

結果的には2018年の半ばくらいまでは日経平均株価が最高値を更新しつづけ、予想に反し2年ほど上昇相場が続きましたが下落相場を意識したからと言って損失になるわけではありませんでした。

もちろん上昇相場の押し目に多くの資金を投入しませんでしたので、必然的に上昇相場だと考えての投資よりも利益は少なくなりますが、それでも本当に大きな下落相場だった場合に出る損失を考えると、それによる機会損失は許容範囲だと考えています。

上昇相場では基本的には勝てるはず

上昇相場とは全体的に株価が上昇しているような状態です。

日経平均株価やマザーズ指数など日本株の動きを示す数値が継続的に上昇しているなら、基本的には半分以上の株が上昇していると言えるでしょう。

つまり、コインの表と裏やサイコロの出目で適当に投資をしても、確率的には株で勝てる可能性の方が高いということになります。

ただ、現実的にはそれほど多くの投資家が勝っているわけではありません。

その原因を考えてみましょう。

コツコツ出した利益を急落時に一気に吐き出す

上昇相場での負けパターンの代表的なものは、上昇相場の中にある急落時に利益以上の損失を出すことが挙げられます。

株価が上昇する局面の中にも調整相場の意味での急落は何度か発生します。

上げが一服したと判断された場面や政治や経済に関する悪材料が出た時をキッカケに起こり、その際の下落スピードは上昇スピードに比べると格段に早い場合が多いのも特徴です。

個人投資家が上昇相場でも損失を出す原因の多くは、この際に損切りが遅すぎるか、買い増しが早過ぎるのどちらかです。

損切りが遅い場合には、急落時の下落スピードが早すぎて損切りの額が膨らみ、最終的に急落時の底値圏で売却してしまいます。

逆に買い増しが早過ぎる場合には、急落時の最初の段階で買い増しをして、さらに下落が進んだ時点で買い増しした株の分の含み損まで膨らみ、最終的に急落時の底値圏での売却を余儀なくされることになります。

どちらにしても言えるのは、急落時の下落幅が自分の判断よりも大きかった場合に起こります。そして、そういった多くの個人投資家の想像を超えるような下落は意外に当たり前に起こります。

遅すぎる損切りも早過ぎる買い増しも、上昇局面の調整である急落であれば、放置していれば元の株価に戻るはずですが、自分の資産を失う恐怖心により最悪のタイミングで損切りや保有株の処分をしてしまうのです。

急落時に利益を吐き出さないためのポイント

では、そういった上昇相場の急落時に利益以上に損失を出さないためのポイントは何でしょうか。

これは単純に自分の投資資産に見合った投資をする事です。急落時に自分の投資資産に対しては大きい売買をすることを「頑張った」と考えてはいけません。

むしろ、買いたい気持ちを抑えて、自分にとって控えめといえるような取引をする方が頑張っていると言えるはずです。

急落時に出ている損失を一気に取り返そうとして、多額の買い増しをすることは楽をしようとしているに過ぎません。

どんな場面でも、自分の想像以上の状態になる可能性を考えて行動しなければ、ちょっとしたボタンの掛け違いから思いもよらない損失になる可能性があります。

利益を出し続けるには余裕のある投資が大切

他にも株式投資で負けないポイントはいくつもありますが、大きなポイントとして今回は2つ解説しました。

2つに共通して言えるのは、「いつでも自分の想像を超える相場の動きがあるという意識」と「どんな状態でも余裕のある投資資金内で株式投資をする」ということです。

決めつけや過信をせずに、肩の力を抜いて株式投資を出来るくらいの環境を維持することが、負けない投資の秘訣だと私は思います。

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