メディアやドラマなどに出てくる個人投資家の方は、高性能なパソコンを使い複数のモニターを眺めて、コックピットのような雰囲気の部屋で株式売買をしているイメージがあります。
では、株式投資を始めるには、それくらいの設備は本当はどうなのでしょうか。株式投資に必要なパソコンのスペックについて解説します。
株式投資にパソコンは必要?
そもそも株式投資を始めるのに、パソコンは必要でしょうか?最近では、どの証券会社でもスマートフォン専用のアプリを提供しています。
ですから、株式投資を始めるならスマホでもパソコンでもインターネットにさえ繋げられたら最低限の環境は整います。
そういう意味では、パソコンは株式投資の必須アイテムではありません。スマートフォンでも株式投資は始められます。
株式投資に本気で取り組むならパソコンは必要
それでも、本格的に株式投資を始めようと考えるなら、やはりパソコンを使用する方が効率的でしょう。
パソコンで一度に表示できる情報量や機能はスマートフォンよりもずっと多く、パソコン用の証券ツールにしても銘柄のスクリーニングや売買、チャートの確認など、スマートフォンに比べて圧倒的に便利です。
私自身も外出時は株価チェックや売買にスマートフォンを使用していますが、帰宅した時には、改めてパソコンで情報を確認しています。
株式投資にハイスペックなパソコンは不要
ここからが本題になりますが、株式投資をするためのパソコンは高性能であるべきか。私は株式投資に使用するパソコンは高スペックである必要はないと考えています。
ちなみに2024年現在で、私の使用しているパソコンのスペックは以下の通りです。
- CPU:Celeron® プロセッサー G3930 2.90 GHz
- メモリ:8GB
- HDD容量:1TB
- モニター:24インチ×2台
高スペックどころか低スペックパソコンです。
それでも、証券会社のツールを2つ、ブラウザで証券会社のサイトやradikoを立ち上げて、暇つぶしにYouTubeを閲覧していても問題なく利用出来ています。
以上のことから、投資を始めるのであれば高性能なパソコンはハッキリ言って必要ないと思います。不足を感じるのであれば、ある程度の利益が出てから買い直せばいいでしょう。
一般的な株式投資にはミドルスペックのパソコンで十分
ただし、私のパソコンは2024年ではかなり低スペックになっていますので、現時点のミドルスペックのパソコンの購入をお勧めします。
デイトレード中心なら高スペックパソコンが必要
ただし、株式投資でもデイトレード中心の売買をするつもりであれば、高スペックのパソコンが必要になるでしょう。
デイトレードではリアルタイムに多くの情報を表示するモニターが求められます。当然、モニター数やサイズはより多く、大きいものであるほうが望ましいでしょう。
メディアに出るような多くのモニターを使用している個人投資家は、このような積極的なデイトレードをしている投資家です。