私は専業投資家に近い兼業投資家なので、マーケットが開いている平日は株式投資のデイトレードをしています。
ただ、去年購入したパソコンが最初は普通に使用していたものの、最近では動作が重くなりデイトレードに支障をきたすレベルになってしまいました。
そこで、最近メモリを増設し、再び快適なデイトレード環境を整える事になりました。
株の取引中はモニター2台で、2つの取引ツールを起動し、2つのブラウザに10程度のサイトを常時表示しています。さすがに4Gのメモリしかないパソコンでは無理が生じてきたので、メモリを増設することにしました。専業に近いスタイルで5万円以下のパソコンだけでやり続けるのは無理があったみたいです。
— ひで@投資家/ブログ勉強中 (@kabutlife) May 8, 2019
そんな事もあったので、今回はデイトレードに必要なパソコンの性能(スペック)について記事にしてみました。
デイトレードに必要な取引ツール
まずは、デイトレードに必要なツールについて紹介します。
私の利用している証券会社は、「SBI証券」と「松井証券」です。
そしてそれぞれに証券会社独自の株の売買ツールを、顧客に提供しています。
私の利用する取引ツール
- SBI証券:HYPER SBI
- 松井証券:ネットストックハイスピード
そして、タスクマネージャーで見ると、それぞれの売買ソフトのパソコンの使用状況は以下の通りです。
取引ツールの使用状況
- HYPER SBI:CPU使用率1.1%、メモリ37.0MB
- ネットストックハイスピード:CPU使用率0.5%、メモリ3.9MB
- 注:私のPCのCPU:Celeron G3930 2.9GHz
私の場合は、「HYPER SBI」で主要な情報を2画面で表示していますので、「ネットストックハイスピード」に比べると、やや使用状況の割合は多くなります。
しかし、株の取引ツールに関しては、意外に利用するCPUやメモリは少ないことがわかります。
株の売買ツールは低スペックPCでも十分使える
私のパソコンは2018年に5万円程度で買ったデスクトップパソコンです。
いわゆる低スペックの安いパソコンですが、株の取引ツールに関してはCPUもメモリも全く問題なく動作するレベルです。
株の売買をするだけなら、ここ数年のモデルであれば、低スペックのパソコンでも十分に使えると言えるでしょう。
デイトレードには情報が必要
ただし、デイトレードをするには、証券会社の取引ツールだけでなく多くの情報が必要になります。
CPUは低スペックでも使えるがメモリは8GBが必要
私の場合には、ブラウザソフトを2つ立ち上げて、同時に10程度のサイトを表示しているので、メモリが4GBでは不足していました。
デイトレードに必要な情報収集例
- ヤフー掲示板
- ラジオNIKKEI(Radiko)
- 証券会社のサイト
- 個人投資家のツイッター
このような情報は証券会社の取引ツールでは表示されませんので、「Chrome」や「Firefox」などのブラウザソフトが必要になります。
そして同時に多くの情報を表示、視聴するには、ブラウザソフトは取引ツールとは比べ物にならないメモリを消費します。
そこでメモリを8GBにすれば、下の画像のようにメモリの使用量は64%(5GB前後)になるので、十分に使える性能(スペック)になりました。
【まとめ】デイトレードをするならメモリは8GB以上
正直CPUに関しては、低スペックなものでも、デイトレードにはそれほど不便は感じないと思います。
なぜなら、多くのソフトを利用していても、人が同時に操作できるソフトの数や処理は限られているからです。
ただし、メモリに関しては、仕事で言えば作業台のようなもので、多くのソフトを立ち上げているだけで、スペースを消費してしまいます。
4GBというメモリでは、メモリを多く使うウイルス対策ソフトやブラウザソフトの影響で、株式市場の情報を調べながらデイトレードをするには、やや足りないと思います。
なので、低スペックPCであっても、メモリだけは8GBに増設すれば、ストレスなくデイトレードが出来るパソコンの性能(スペック)になると思います。
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