【株式投資】決算発表と株価への影響を考える

決算発表と株価への影響を考える

決算発表は多くのザラ場引け後(平日の15:00以降)に行われます。そのため、決算発表がある日は保有株を持ち越すか売却するかは、多くの投資家にとって悩みどころとなります。

今回はそんな決算発表が株価に与える影響について考えてみました。

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決算発表と株価への影響

決算内容が株価に与える影響は投資家にとって極めて重要です。発表後に株価が10%変動することも珍しいことではありません。

企業の業績や計画、事業の内容など全てを考慮した上で、投資家が買いか売りかを判断するのですから、それが具体的な数値として発表されるわけですから当然ですね。

問題は決算からわかるそれらの項目の何が株価に大きく影響を与えるかという事です。

株価に影響を与える決算書の項目

個人的に考える特に株価に影響を与えるであろう決算の内容は以下の通りです。

株価に影響を与える決算書の項目

  1. 将来の業績予想
  2. 業績の進捗率
  3. 投資家が期待する業績とのギャップ

個人的にはやはり「業績に関する内容が決算発表後の株価には影響を与えることになる」と思います。当然と言えば当然ですね。

ただ、業績が株価に影響を与えると言っても、実際には業績のある一面が株価に影響を与えると考えています。

決算発表で株価に影響を与えるのは業績の良し悪しではなく期待とのギャップ

では具体的に株価に影響を与えるのが業績の何かという事ですが、業績の良し悪しよりも「投資家の期待する業績との乖離がそのまま株価への影響になる」というが、15年株式投資をしていて感じていることです。

つまり、業績が良いと思われている企業の決算が良くても、それが投資家の予想の範囲内であれば株価上昇の要因としては軽微で、逆に業績が悪いと思われていた企業の業績が普通だった場合の方が株価が上昇しやすいということです。

発表される業績と投資家が期待する業績のギャップを想定する

そこで、決算発表銘柄を持ち越すかどうかを考える時に、重要なのは「発表される業績と投資家が期待する業績のギャップを想定する」ということです。

株価には実際の業績だけでなく、投資家による将来の業績への期待が影響を与えています。それは特定の時期に関わらず常にそうであるために、企業の業績発表というのは、その期待に対しての回答をもたらすイベントでもあります。

特定の銘柄を保有しているという事は、決算発表のたびに(3カ月に1度)はそういったイベントを通過していくということになります。保有しているからこそ、その企業については、保有していない投資家よりも情報に長けているはずです。

決算発表時には投資家の期待値が大き過ぎないかを考える

ギャップというのは、人間の心理が大きく働きます。宝くじは期待値で考えると、とても買えたものではありませんが、わずかな可能性を想像することで購買意欲に繋がります。

客観的な数値よりも、可能性が低くてもインパクトのある当選というイメージが人の心理を大きく動かすからです。

私は株でも同じような事が言えると思いますので、業績が良いと思われている銘柄には、本来の業績よりもさらに過大な期待がかけられやすい傾向になると思います。

そのため、過度に期待された銘柄では、決算発表の直前にかけて株価が上昇している傾向がありますが、そういう保有銘柄がある場合に私は一部利益確定して決算発表を待つ場合があります。(全部売却して下がるのを待つほどの勇気はありませんが)

行き過ぎた失望感は逆に好材料

また、業績の悪い銘柄でも、同じような心理から売られすぎている銘柄が多くあるようにも感じます。

そういう銘柄では、逆に決算発表後に投資家のイメージよりも業績が改善されていて、大きく反発するような場合もあります。

私の場合、保有株の業績が悪く株価が下落しているような状態であった場合に、少し買い増しする時もあります。

【まとめ】一概に好業績と株価の変動は連動しない

業績が良ければ株価が上がるというのは、決算発表時だけで考えたときには、必ずしも当てはまりません。

「材料出尽くし」という用語があるくらいですから、良い決算だからといって株価が上昇するほど株式投資は簡単ではありません。

投資を15年続けていても、決算発表時の保有株をどうするかは非常に難しい選択です。ただ、自分の考える業績予想と投資家の期待する業績とのギャップを考えることで、決算発表時に少しでも損益を改善する工夫が出来るかもしれません。

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