証券会社の選び方と参考例

本記事では、株式投資を始めるために必要な証券会社を選ぶための考え方について解説します。

各証券会社の細かい特徴を比較するのではなく、シンプルな考え方を基づいた証券会社の選び方や考え方を解説しています。

証券口座の開設に迷うならSBI証券か楽天証券

結論から言えば、証券口座の開設に迷ったら、SBI証券か楽天証券の口座を開設するのが良いでしょう。

投資をしていない人が、何十社もある証券会社の中から細かいサービスの違いを判別して、自分のニーズに合う証券会社を探すのは、銘柄を探すのと同じくらい大変です。

私自身も口座を開設する時に、数十社の細かい特徴やサービスの違いを精査したわけではありません。そもそも、株式投資をしていない段階で細かいサービスの違いなど理解できませんでした、

基本的にはどの証券会社も口座開設は無料です。ですから、難しく考える前に口座を作ってしまえば良いのです。

2大インターネット証券なら不満は少ない

大手インターネット証券の中でも口座開設数のトップ2社はSBI証券と楽天証券です。

SBI証券と楽天証券であればサービスの種類も手数料の安さも、高い水準を満たしています。そのため、どちらかの口座を開設すれば大きな不満はないでしょう。

私が利用する証券会社

参考までに、私の利用する証券会社は以下の3社です。

  • SBI証券・・メイン口座
  • 松井証券・・サブ口座
  • 楽天証券・・家族用口座

利用頻度の順番で並べていますが、どれも10年以上使い続けています。

SBI証券

SBI証券は取引ツールが私にとって使いやすいので、ずっとメイン口座として利用しています。

手数料も安く、サービスの種類も多いので現状で不満はありません。今後もメイン口座として利用する予定です。

松井証券

松井証券は元々、一日信用取引のために口座開設しましたが、今でもデイトレードでは一番多く利用しています。

また、リスク分散のためにSBI証券と分けて口座管理していて、サブ口座として中長期の投資でも利用しています。

楽天証券

元々、SBI証券と同時期くらいに口座開設しましたが、私にはSBI証券の取引ツールの方が使いやすかったので、そのまま口座だけ開設している状態でした。

その後、結婚を機に家族用の資産運用口座として利用しています。楽天のサービスとの併用を考えたら、こちらの方がSBI証券よりメリットは大きいと思います。

証券会社選びに労力を使うのは勿体ない

個人的には証券会社選びに労力を割くなら、投資する会社の分析に労力を使う方が良いと考えています。

ですから、口座開設に迷っているならSBI証券か楽天証券のどちらかを含む大手2、3社を選んでおけば、間違いはないでしょう。

少なくとも大手の証券会社なら手数料やサービスにおいて、大きな違いはありません。