株式投資で勝てない時は寝て過ごそう

投資は常に安定した利益を出せるわけではありません。

投資のプロ集団である機関投資家やヘッジファンドですら、大きな損失を出したり、倒産するような事が珍しくないわけですから、一般の個人投資家である我々が安定した利益を出し続けるのは不可能です。

今回は、投資で勝てない時に個人投資家が取るべき選択肢として「寝て過ごす」ことも大切だという話をします。

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勝てる相場と負ける相場がある

株式相場は上昇相場と下落相場、もみ合い相場の3つで構成されています。

上昇相場では基本的には利益を出せる投資家が多くなり、下落相場では損失を出す投資家が多くなるのが当たり前です。

どちらにしても、その相場のトレンドが強いほど勝てる投資家と負ける投資家の割合は顕著になると言えるでしょう。例えばアベノミクスやリーマンショックなどがそういった相場ですね。

負ける相場で足掻いても負ける

どれだけのトレンドであれば勝てるか負けるかは個人の力量にもよりますが、基本的に負け続けている相場では、「頑張れば頑張るほど負ける可能性が高い」ということが言えます。

自分の投資判断が相場と真逆である場合には、「安いから買う→株価が下落する→さらに安いから買う→株価が下落する」というループに陥るからです。

もちろん、どこかで反転する局面がありますが、それを外し続けているから損失が膨らんでいるわけです。

そして、もし自分の資金力が下落する相場の大きさを下回った場合には、大きな含み損を決済しないといけない状況になるかもしれません。

下落相場で足掻くことは海で溺れるのと似ている

下落する相場で負け続ける投資家の状況は、海で溺れる人のパターンに似ています。

「離岸流」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?海岸から沖に向かって作られる海流です。

海で溺れる人の中には、この離岸流に捕まってしまう人が多いようですが、離岸流は非常に勢いの強い海流です。

溺れる人は、自分がどんどん岸から離れていくのを見て、慌てて海岸に向かって戻ろうとします。しかし、離岸流は速く普通の人が泳いだところで岸に戻ることは出来ません。

逆に焦りと岸へと泳ぎ続けたことによる体力の低下で命を落とす場合もあるそうです。

離岸流に巻き込まれた場合には、焦らず流れが収まる沖まで体力を温存するか、岸と並行に泳ぎ離岸流が途切れる場所まで避難するしかありません。

相場で言えば、下落相場で足掻き続けると、いつか資金が底をつくのと一緒です。相場が落ち着くまで資金を温存するか、株式投資から離れて仕事に集中する方がリスク管理が出来ていると言えるでしょう。

相場で勝てない時は寝て過ごすのがリスク管理

そのような理由から、相場で勝てない時は下手に売買するよりも寝て過ごす方が圧倒的にリスク管理になります。

そもそも相場で勝てないという事は、今の市場の動向とあなたの投資判断が真逆であるという事です。

だからと言って、自分の考え方を真逆にして投資をするなんて普通は出来ません。一番良いのは、一つの波が収まるのを待つことです。

休むも相場という格言そのまま

これは「休むも相場」という格言そのものです。

投資は売買し続けることだけが、投資ではありません。相場を休み自分にとって有利な波を待つことも投資です。

逆に「ポジポジ病」という言葉で、どうしても売買したり株を保有していなければ気が済まないという人を表したものがありますが、そうなってしまうと下落相場では上昇相場で得た利益を失ってしまう可能性が高いでしょう。

完全に休めなくても良い

もちろん、完全に相場を休むということが、個人投資家にとって難しいということもわかります。ですから、完全に相場から離れる必要はありません。

私の場合は、専業投資家に近い状態なので日中は株価をいつでも見れる状況ですが、自分に不利な相場では無理に取引せずに、お昼寝をしたり本を読んだりしてパソコンの前から離れる時間を多くしています。

何よりも重要なのは「勝てない相場で足掻かない」という事です。

勝てる相場以上に負ける相場で頑張る事は逆効果です。負ける相場では、頑張らないでサボり気味の投資をしましょう。

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