株式投資を始めるのに最適な初期投資資金は?

株式投資を始める時に必要な資金はどれくらいでしょうか?一概に、投資基金は〇〇万円必要とは言えません。

今回は株式投資歴15年の私が、状況や目的に応じて最適だと思う初期投資資金について解説します。

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株式投資は最低いくらの資金で出来る?

「株式投資と言えば、元手が必要」と考える人も多いのではないでしょうか?

確かに一昔前までは、株式投資は少し敷居が高い印象もあったかもしれません。ネット証券での取引が当たり前になる2000年代以前には、手数料だけで最低数千円というのが当たり前だったようです。(管理人は店頭売買は未経験なので聞いた話ですが)

「手数料だけで数千円必要なら、ある程度まとまった投資資金を貯めないと・・」

ってなりますよね。

しかし、現在はネット証券が主流で、手数料も格段に安くなり「10万円以下の売買なら無料」という証券会社もあります。

10万円以下の売買で手数料が無料の証券会社

また、100万円の取引をしても手数料は数百円という証券会社もザラにあります。そして、手数料が低くなったという事は、より少ない投資資金から株式投資をする環境が整っているという事でもあります。

もし、ほとんど資金がないというのであれば、数千円で買える銘柄もあるので実質1万円あれば株式投資は可能です。

投資資金は目標や現在の環境で考えよう

お金の価値観は人によって違います。同じ服を買うにも1万円でも安いと考える人もいれば、5千円でも高いと考える人もいます。

それは、その服に対してのブランドやデザインなどの付加価値や品質などの実質的な価値も考慮されますが、それに加えて服を買う人の収入や支出の関係も大きく影響しています。

株式投資もそれと同じで、株式投資をする目標や現在の環境などによって、投資資金も考慮した方が効率的です。

資金計画例:24歳で株式投資を始めた私の場合

ひとつの例として、私自身の初期投資資金を参考にしてみます。条件としては以下の通りです。

環境に関係する項目

  • 年齢24歳
  • 年収300~400万円
  • 貯金約100万円

目標に関係する項目

  • 数年以内に株式投資の収益を主な収入にしたい
  • 数年以内に月の利益20万円以上
  • 最終的に1億円以上の資産形成
  • 損失リスクは最小限に抑えたい

簡単にまとめるとこんな感じです。

この時点で1億円の資産形成というのは、やり過ぎな気もしますが大体このように考えて投資資金を決めました。

ここで私が最も重視したのは「損失リスクを抑える」ことでした。株の収益が生活の基盤にしたいとの考えもありましたが、何よりもリスクを最小限にすることを第一に考えました。

しかし、いくらリスクを抑えると言っても10万円の投資資金では数年以内に株式投資が収入のメインにはなりそうもないとも考え、貯金の半分の50万円を初期投資の資金として充てる事にしたのです。

投資期間別の初期投資資金の目安

次に投資期間から考えて、初期投資資金をいくらにすれば良いかの目安を考えてみます。

デイトレードや短期投資で積極的に稼ぎたい人

短期で一気に資金を稼ぎたいという方もいると思います。

メディアなどに取り上げられる数年間で何億円もの利益を得た投資家はほとんどがそういう人なので、それを目標とするのも納得ですよね。(管理人もあわよくば・・と思いましたが性格的に難しいので断念しました 笑)

ではそういう人なら初期費用も300万、500万と多い方が良いのでしょうか?

実は短期でたくさん稼ぎたい人こそ少額な資金で始めるべきです。

デイトレードや短期投資で積極的に利益を積み重ねられる実力があるなら、年間で投資資産を何倍にするのも難しくはありません。

ですが、逆に実力が伴わなければ資産が半減・・酷い場合はゼロになる可能性もあります。株の値動きはデイトレードのように期間が短いほど予測するのが難しく、初めて間もない人にとっては非常に難しいものになると思います。

ですから初期投資資金は10万円から50万円もあれば十分ではないでしょうか。10万円だって、デイトレードで日々2%の利益を上げられるなら月間で40%、2か月あれば投資元本は約2倍になります。

初期投資で多くの資金を失う可能性を高めるよりも、少し物足りないと思うくらいの金額で投資を始めることをオススメします。練習がてらにトレードしていれば、実力があれば自然に資金は増えていきます。

数週間から数か月の中期投資で売買したい人

投資を始める人の多くは仕事をしているために、日中は取引する時間がなく、こういうスタンスで取引される方の割合も多いのではないでしょうか。

そういった場合、デイトレードのような極端に高い利益率は難しいため、月に3%程度の利益をコンスタントに得られるなら、十分に株式投資の技術があるように思います。

その場合、初期投資資金は30万から100万くらいから始めると良いのではないでしょうか。継続して10年20年と運用すれば初期投資資金は10倍以上にはなるはずです。

数年以上の長期投資でじっくり投資したい人

最後に数年のスパン株を保有して、配当金を貰いながらじっくり投資したい人です。

こういった投資をする場合には、株価チャートのテクニカルな動きよりも、企業の業績や成長性をじっくり分析して投資をすることになります。

そのため、短期投資のように変動の激しい株を保有するよりも、比較的業績に対して株価が割安で配当率の高い株で分散投資をする人が多いように思います。

例えば、年間に2,3%程度の配当金と5%程度の株価上昇が見込めれば、年間で7%程度の割合で投資資産が増加していくことになります。

業績さえ安定していれば、長期的には株価の下落リスクは低くなることから、前の二つの投資スタイルに比べると、初期投資資金を多く設定しても良いと個人的には思います。

ですから、初期投資資金も50万円~200万円程度と高めに設定しても良いかもしれません。

投資期間とリスクを考慮して初期投資資金を決める

株式投資を始めたばかりの頃は、知識や経験が浅く、どちらかと言えば資産運用に失敗をする可能性の方が高いと言えます。

特に投資期間が短いデイトレードや短期投資では、細かい投資判断を求められることから、顕著に実力差が結果に表れます。

短い投資期間でリスクのある売買をする人ほど、初期投資資金は少なくあるべきだと個人的には思います。

逆に長期投資になるほど、インカムゲインによる収入が増え、業績が拡大し、会社の資産も増える可能性が高いことから株価の上昇確率は上がるとも言えます。そのため割安銘柄に長期投資するのであれば、初期投資資金は多めに用意しても良いかもしれません。

無理のない投資資金で始めることが大切

ただ、最終的に言える事はやはり「無理のない投資資金で株式投資をする」ということです。

短期投資でも長期投資でも、損失を出す時はあります。ですから、そういう状況に陥った時に、生活に影響を与えるような投資資金で株式投資をしているなら、冷静な投資が出来ずに失敗をする可能性を高めてしまいます。

無理のない投資資金で、着実に資産を増やしていくことを心掛けましょう。