このブログでは資産運用や投資についての記事を主に更新していますが、「お金があれば豊かになれる」わけではありません。
豊かに過ごすためには、自由に使えるお金と時間の両方が大切です。本記事では、豊かに暮らすためのお金と時間について考えてみます。
お金を稼ぐために一生懸命仕事をするのは正しいこと?
多くの人にとって労働は、お金を手に入れるための対価です。
今就いている仕事をしたかったという人も少なくはないとは思いますが、そのために日々8時間以上をその事だけに費やすことを本当に望んでいるでしょうか。
労働は時間とお金を交換する事
労働がお金の対価とするなら、労働は時間とお金を交換する行為とも言えるでしょう。
24時間のうち8時間以上を提供することで、対価として生活や娯楽に使うためのお金を受け取っているという考え方です。通勤や残業など拘束時間を考慮すれば1日のうち10時間を超えるのが普通ですね。
休日はありますので、1年の2/3をくらいの日数ではありますが、平均的な生活を送るなら定年を迎えるまでの40年から50年をそうやって生活します。
本当に貴重なのはお金ではなく時間
人生で本当に大切なのは、お金ではなく時間です。我慢して過ごす人生は、後悔のまま終わるでしょう。
人の時間は有限
事故や病気で予想される寿命よりも短くなることはありますが、寿命が何倍にも伸びることはありません。
良くある話ですが、お金はあの世には持っていけません。ですから、遺産を残すことを考えなければ、一生で必要な金額以上にお金を稼ぐこと自体が無駄と言っても良いでしょう。
この事から、お金よりも時間を大切に生きる方が豊かな生き方ができると言えます。
時間をベースに人生設計をしてみよう
時間をベースにして人生設計をすると、過度な労働時間に応じて得られるお金には、それほど魅力がないということがわかると思います。
1日8時間労働は誰が決めた?
残業は元より、1日8時間の労働というのは誰が決めたルールでしょうか。誰が決めたかもわからない労働時間の常識に縛られる必要はあるでしょうか。
文明が進む世の中で、どうして何十年も前の常識を守り続ける必要があるのか。おそらく納得できる解説を出来る人はいないと思います。
時間を優先して労働時間を考えてみよう
1日8時間労働が人生の貴重な時間に比べて長いと感じるのであれば、何時間くらいが自分にとって最適な労働時間であるかどうかを考えてみましょう。
今の労働時間よりも短い時間を希望するのであれば、豊かに暮らすためにお金を稼ぐという今の状況は間違っているかもしれません。
豊かに暮らせる労働時間とお金の稼ぎ方を探す
もちろん、生きるためにも欲しいものを手に入れるためにもお金は必要です。
ただし、がむしゃらに働いて労働時間を増やすことで得るお金が、豊かに暮らすための弊害になるのであれば、別の手段でお金を稼ぐ方法を考えなければいけません。
そのために必要になるのは「お金についての知識」です。
「お金とは何か?」「お金を得るためにはどんな手段があるのか?」といったことを本気で考える必要があります。
義務教育ではお金に関する知識は豆粒ほどの範囲しか学ぶことが出来ません。豊かに暮らすためには、自分でお金と向き合う事が大切です。
私が豊かに暮らすために見つけた答え
私の場合は、資産運用が豊かに暮らすための答えになりました。資産運用には元本を減らすリスクもあります。
しかし、そういったリスクを受け入れて行動を起こさなければ、30代にしてサイドFIREは実現できませんでした。
今の生活に疑問を持ちつつ働いている人は、自分にとっての時間とお金について考えてみてはいかがでしょうか?