投資下手な私が50万円を3000万円にした10の株式投資術

投資下手な私が50万円を3000万円にした10の株式投資術

2004年に株式投資を開始して、現在で15年になります。初期投資50万円でスタートした株式投資ですが、2019年現在では合計で3000万円くらいの利益になっています。

生活費にも一部充てているので、丸々残っているわけではありませんが、投資利回りとしては十分だと考えています。

ただ、私自身の株式投資の技術はハッキリ言って高くありません。むしろ今でも下手な投資をしている方が多いです。投資の上手い人はこれだけの時間があれば、軽く億単位の資産を作っていることでしょう。

私のように売買下手な個人投資家でも、利益を重ねることが出来ているのは、株式投資は一部の特別な人だけが資産を増やせるわけではなく、間違った投資さえしなければ普通の人にとって資産運用できる投資だと思います。

そこで、今回は投資下手な私が3000万円の利益になるまでの間に身につけた投資術について記事にしました。

まずは私の投資経歴や資産の増減について簡単に説明します。

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新興バブルの直前頃に株式投資をスタート

私が投資を始めたのは、2004年です。全く投資の知識がない状態で始めたので、何となくで売買をスタートした記憶があります。

しかし、ちょうど私が株式投資を始めた時期は新興バブルが始まろうとしている時期でした。新興市場では突然ストップ高するような銘柄が散見され、多くの億トレーダーと言われる個人投資家が生まれた時期でもありました。

そんな良い時期に投資を始めるということは、投資が上手くいく可能性が高いということです。

2004年から2005年までは損失

あろうことか、そんな個人投資家にとって天国のような時代に私は2年間ほど損失を出し続けていました。周囲が資産を増やす中、私の資産は少しずつですが目減りしていくことになりました。原因は損切りをせずに塩漬けによって時間とチャンスを無駄にしてしまったからです。

とはいえ、元本が50万円ですから大きな損失にはなりませんでしたが。

ライブドアショックとリーマンショックで株価暴落

その後2006年の1月にライブドアショック、2008年9月にリーマンショックと日本の新興バブルの終焉と1000年に一度と言われた世界的株安が立て続けに起こります。

新興バブルで億トレーダーになった投資家の中にも、新興バブルの頃と同じように激しい投資を続けていたら、この2つの下落相場で破産した人も少なくなかったと思います。

2つのショックの中、何故か利益が出始める

多くの投資家が株で資産を失う中で、何故か私は少しずつですが利益が出始めました。

50万円で始めた投資資産も2010年頃には200万円くらいまで増やすことが出来ました。この頃は、信用取引を利用していた期間でもあり、下落相場であることから空売りのデイトレードによる利益が出ていたように思います。

2011年の東日本大震災からアベノミクスへ

不況もようやく底を抜けたと思われた2011年の3月に東日本大震災が起こります。多くの犠牲者を出した東日本大震災は、当然ですが日本経済にも大きな打撃を与えます。

その後、日経平均株価はバブル後最安値を更新し日本株に諦めが出る中、政権交代からアベノミクスによる株価上昇へと動き始めます。

震災を乗り越えアベノミクスで恩恵を受ける

ライブドアショック・リーマンショックで散々な下落相場と経験したこともあってか、震災による株式相場の下落の中でも私は資産が減ることはなく少しずつ資産を増加させていきました。

長い下落相場の続いた日本株では、低PER・PBR、高配当銘柄も多く、この頃には空売りをすることはなく、下落相場のさ中でも買いだけで利益が出るようになりました。

その後の2013年のアベノミクス相場の開始時期に大きく資産を増やすことに成功します。2010年に200万円程度だった投資の利益を2013年末には1000万円以上にすることが出来ました。その後現在では合計3000万円の投資利益を得る事ができました。

15年の投資経験から学んだ投資術と考え方

15年の大きな下落相場と上昇相場で学んだ私の投資術は以下のようなことです。

15年で学んだ投資術と考え方

  1. 中途半端に塩漬けしない
  2. 下落相場での利益確定は素早く
  3. 空売りは基本的には否定派
  4. 相場が下落し過ぎると宝の山
  5. 下落相場での買い増しは長期投資を覚悟
  6. 決めつけた投資はしない
  7. 上昇相場でも下落する時は一瞬
  8. 投資を楽しむ
  9. 投資以外の収入を確保する
  10. 勝っている個人投資家から学ぶ

中途半端に塩漬けしない

塩漬けとは含み損が出た株を意味もなく株価が戻るまで持ち続けることです。

新興バブルの時期に私は、ある新興株を買いましたが、その後株価が下がり含み損が出たので、再び上昇するのを待ち続けました。

しかし、結局その株は半分以下の株価まで下落し、私の買値よりもずっと安い株価でTOB(株式公開買付)で上場廃止になりました。

そのことから学んだのは塩漬けするくらいなら、さっさと損失を確定(損切り)して次に上がりそうな株に切り替えるべきということです。

自分が買った株価が基準ではない

下落相場での利益確定は素早く

下落相場での個別株の需給のバランスはちょっとした事ですぐに悪い方向へ変わります。

少し前までは強い銘柄がすぐに売り圧力に負けて大きく下がる事は珍しくなく、そこからまた上を目指すということも上昇相場に比べて少ないです。

ですから下落相場では、細かく利益確定することが大切だと思います。私がそういう意識をしたのは、ちょうどライブドアショックが起こった頃でしたが、細かい利益確定と素早い損切りをしていたおかげで資産を増やすことが出来始めました。

空売りは基本的には否定派

ライブドアショックやリーマンショックの頃に空売りによって利益を出していましたが、今になって思えば空売りは正しい選択とは言えなったと思います。

それは、空売りによるリスクは投資元本以上の損失が出る可能性も十分にあるからです。

例えば、空売りした企業がTOB(株式公開買付)などを発表した場合に、その買付価格が現行の株価の2.5倍だとすれば、市場ではその公開買付価格近辺まで寄り付かずに株価が急騰します。

そういう銘柄を空売りしていれば、何の逃げ道もなく借金を抱えることになります。

下落する時は投資資産が0になるだけですが、上昇する時には何倍にもなる可能性があるのが株式投資です。そう考えると、たとえ下落相場で利益が出やすいとはいえ、空売りをするのはリスクが高いと言えます。

相場が下落し過ぎると宝の山

下落相場も長く続けば、ほとんどの銘柄が株価の下限のような状態になります。下落相場で冷え切った株のPER、PBRは非常に低く、配当性向は非常に高くなります。

中には黒字経営を続けながら、PER5倍以下、配当性向5%以上という銘柄もチラホラ。下落相場の終わりは長期投資をする投資家にとっては宝の山だと私は感じました。

下落相場での買い増しは長期投資を覚悟

ただ、そういう低PER・PBR、高配当株でもすぐに株価が上昇するわけではないのが下落相場です。

保有株が下落するときに買い増しする場合は、長期投資を覚悟した場合のみ有効です。中途半端に買い増ししたとしても、損失につながる場合の方が多いでしょう。

ただ、高配当銘柄では、下落相場が続き株価が下落しても業績が大きく悪化しなければ、配当によるインカムゲインがあるので、数年くらいで損益は入れ替わるように思います。

決めつけた投資はしない

上昇相場の中でも、「こう動くだろう」と一方的に決めつける投資はいつか大きな失敗に繋がります。

「おそらくこう動くだろうけど、そうならなかった場合のリスクを想定しよう」と考える必要があります。この考えを持てなければ、ほぼ確実にいつか大きな損失を被ることになります。

上昇相場でも下落する時は一瞬

上昇相場では基本的にどの株も上昇する可能性の方が高いと言えます。特に日経平均株価が8000円台から24000円まで上昇した2011年から2018年の間では、多くの銘柄の株価は少なくとも2倍以上にはなっているはずです。

そう考えると、上昇相場では何も考えなくても基本的に負けようがないと言えます。しかし、個人投資家ではこの間でも損失になっている人もいるのではないでしょうか。

それは上昇相場の中にある急落ポイントが関係していると思います。

相場が上昇の中にあっても、下落する時には一瞬です。数カ月かけて上昇した株価が2、3日で下がってしまう事も珍しくありません。損失を出した投資家の多くはそういうタイミングで売買を失敗していると思います。

投資を楽しむ

勝てない時期の投資は、投資自体を楽しめない人には苦痛でしかありません。

「どうしてそう動いたか」「こういう投資をしたらどうなるか」など試行錯誤して、勝てる投資の道を探すことを続けなければ、安定して利益が出せる投資家にはなれないでしょう。それを継続するには投資を楽しむことが一番です。

利益以外にも投資をすることを楽しむ要素を見つけましょう。私の場合は投資自体も楽しんでいますが、このブログも楽しみの一つです。

投資以外の収入を確保する

メディアなどに取り上げられる、派手に利益を上げた億トレーダーなどの個人投資家などを意識して、足早に投資一本で生活しようとする人もいるかもしれません。

ですが、ハッキリ言ってそこまでの投資にかける情熱や技術のある人は滅多にいません。

投資で成功する一番の近道は仕事を続けつつ、継続的に投資をすることです。

私の株式投資における失敗は、やや足早に仕事を辞めてしまったことです。投資以外の収入がないと、利益が出ないときには投資資産を切り崩すしかなく、資産運用として不本意な投資資産の減額は成功への遠回りです。

ただ、投資による収益が安定して増えてきた段階では、フルタイムで働く正社員やパートである必要はないと思います。短期アルバイトでもいいですし、場合によっては週末起業でも良いと思います。

勝っている個人投資家から学ぶ

何かを習得する一番の近道は、その道で目標とする人から学ぶことです。同じことをすることで、自分だけでは思いつかない発想や思考が出来るからです。

もちろん見ず知らずの他人に直接教えてくれる個人投資家なんていないでしょうから、色々な個人投資家のブログを読んで、自分がなりたいと思う投資家の売買や投資ルールなどを分析しましょう。


以上、私が15年の経験から身につけた投資術と思考でした。全ての人に当てはまるかはわかりませんが、下手でも投資で資産を運用できる方法としては、最低限守るべきことはカバーしているんじゃないかなと思います。

正直言うと、まだいくつか書きたい事はありましたが、疲れたので今回はこれくらいで(笑)

株式投資は極論で言えば、上がるか下がるかを当てるだけです。あまり難しく考えないで楽しみながら続けるのが良いと思います。

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