年収が高い人よりも低い人の方が株式投資をした方が良い理由

「株式投資はお金に余裕のある人がするもの」と考える人も多いかもしれません。

私が株式投資を始めて感じた事は全く逆で「株式投資は年収の低い人ほど始めた方が良い」と考えています。

本記事では年収の低い人の方が株式投資をした方が良い理由について解説します。

年収が低い事で生じるデメリット

仕事を選ぶ際に、自分のやりたい事を優先したり、就活や転職が上手くいかなかったりして、希望する年収を得られない人も少なくありません。

私自身も株式投資を始めた頃の年収は、同世代の平均より低く生活を切り詰める必要がありました。

年収が低いことは悪いことではありませんが、現実問題として不便に感じることはいくつかあります。

  1. 貯蓄が増えない
  2. 自由に使えるお金が少ない
  3. 転職活動に十分な期間を取れない

収入が低いことによる一番のデメリットはやはり貯蓄が増えにくいことです。また、趣味や習い事、遊びなどに使える自由なお金が少ないこともデメリットです。

そして、年収を上げるために転職活動をするにも、貯蓄が少ないことから転職活動に費やせる時間が十分に取れないこともデメリットになるでしょう。

収入源を増やすことでリスクを減らす

低収入で十分な転職活動が難しいなら、収入源を増やすという選択肢があります。収入源を増やす手段の一つとして、株式投資による資産運用があります。

株式投資が収入の多様化に適しているのには以下のような理由があります。

副業よりも圧倒的に時間がかからない

副業による最大のデメリットは、そのために労働時間を費やす必要があるということです。私も本業の仕事をしながら別の仕事をする経験をしましたが、想像以上に大変です。

一方で、株式投資は労働の対価ではないため、多くの時間をかける必要はありません。

もちろん経験や知識によって得られる収益に違いはありますが、1日に何時間もかけたり休日を潰したりする必要はありません。

株式投資は少ない資金で出来る

副業を始めるには、ある程度まとまった資金が必要な場合もあります。

しかし、株式投資は数万円あれば始めることが可能です。証券会社に口座を開設して売買するだけです。

お金に関する知識が身につく

お金の知識が身につくことは、株式投資を始める大きなメリットです。株式投資を通して、経済、政治、会社に関する知識など幅広いお金の知識が身につきます。

株式投資で身に着けた知識は、仕事や転職、自分で事業を起こす際にも役立つ場合があります。

また、お金や資産運用について考える習慣がつくことでも、生活に良い変化が生じるでしょう。

貯蓄よりもお金が溜まりやすい

銀行に預けたお金は、近くのATMに行けば簡単に下すことが出来ます。そのため、貯金しようと思っても、ちょっとした事ですぐ使ってしまうという経験はないでしょうか。

株式投資の場合は証券口座にお金を預けているので、それを引き出す際には銀行口座に出金する必要があります。

大した手間ではありませんが、2つのステップが必要なため、銀行に預けるよりも簡単に引き出そうとは思わなくなるでしょう。

配当金や株主優待などによる恩恵がある

長期投資による株式投資では、配当金や株主優待も楽しみの一つです。

株価の変動はありますが、長期的に安定した企業を選ぶことで、損失よりも利益になる可能性の方が高くなるでしょう。

私の経験に基づく低収入で始める株式投資

私が株式投資を始めたのは24歳の時でしたが、当時は年収300万円未満でした。

何か事業を始めようと思っていたので転職するつもりはありませんでしたが、事業を始めるにも色々と勉強したり資金を用意したりと難しく、結局は諦めました。

そのようなタイミングで株式投資を始めたわけですが、結果に株式投資の収入で生活できるようになりました。

その経験から、株式投資は収入の少ない人が豊かな生活をするための手段として適していると思います。

当然ながら、資産運用は損失になる可能性もあります。やるからには真面目に取り組む必要があると思います。

証券口座の開設や維持するのにはお金は必要ありませんから、株式投資をやろうか迷っている人はまずは証券口座を開設してみてはいかがでしょうか。