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投資する株を選ぶ方法【銘柄探しのポイント】

株式投資で利益を出す個人投資家は、どういう基準で株を選んで売買しているのでしょうか。

本記事では、長期的に利益を出している個人投資家の株の探し方について解説します。

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投資する銘柄を探す方法(スクリーニング)

投資する株を探すために「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」を利用する個人投資家が多いと思います。

その二つの分析方法や、いくつかの銘柄探しの方法について解説します。

テクニカル分析で銘柄を探す

テクニカル分析とは株価チャート計上や出来高、売買の傾向から、統計的にこの先の株価が上昇するか下落するかを判断する分析手法です。

代表的なテクニカル分析は以下のようなものがあります。

テクニカル分析によるスクリーニングは、証券会社のサイトやツールを利用して行えます。

テクニカル分析でオススメの投資スタイル

テクニカル分析は、主に株価チャートの形状から売買を判断します。

そのため、短期投資から中期投資(1日から数カ月程度)で売買をする投資家がテクニカル分析を重視する傾向があります。

長期的な投資でも株価チャートの形状は参考にしますが、ファンダメンタルズ分析の方に重点を置くことが多いでしょう。

ファンダメンタルズ分析で銘柄を探す

ファンダメンタルズ分析は、企業の業績や財務と現在株価を比較することで、割安か割高かを判断する分析方法です。

代表的なファンダメンタルズ分析には以下のようなものがあります。

テクニカル分析同様に、ファンダメンタルズ分析も証券会社のサイトやツールでスクリーニングすることができます。

ファンダメンタルズ分析でオススメの投資スタイル

ファンダメンタルズ分析は「株価はいずれ適正な水準に戻る」という投資理論に基づく分析方法です。

割安な株であれば、いずれは業績や財務を織り込んだ適正な株価になるということですね。

そのため、ファンダメンタルズ分析は、中期投資から長期投資(数カ月から数年)で売買する投資家に向いているスクリーニング方法と言えます。

また、その2つのスクリーニング方法以外にも次のような方法で、投資する会社の株を探すのも良いでしょう。

利用する商品やサービスを提供している会社から選ぶ

自分が利用する商品やサービスの運営会社から投資先を選択するのも、効果的な銘柄の探し方です。

自分が利用するからこそ、その商品やサービスの本当の価値や将来性を判断することができ、早い段階で割安な株を買う事ができます。

例えば、100円均一の「セリア(銘柄コード:2782)」はある時に、他の100円均一の店に比べて魅力的な商品が多いと評判になり、株価が一気に上昇しました。いち早く、自分でセリアの魅力に気づいていれば、先回りして株を買うができました。

X(旧ツイッター)などのSNSで銘柄を探す

X(旧ツイッター)などのSNSを活用して銘柄探しの参考にするのも、立派なスクリーニングです。

ツイッターでは、多くの個人投資家が情報を発信しています。中には、億トレーダーと言われる凄腕の個人投資家が自分の売買などを発信していることもあり、投資する銘柄を選ぶ参考になります。

SNSから株を探すポイント

SNSでは玉石混合の情報が飛び交うために、その情報が本当に信頼できるものであるかを見極めるのが一番のポイントです。

ですから、SNSから投資する銘柄を探す際には、自分が信頼できると思う人、自分と投資手法が似ている人の発信から探すのがオススメです。

また、その際にもテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの最終的なスクリーニングも忘れずに行いましょう。

銘柄の探し方で投資期間は違う

投資する株を選ぶ際の重要なポイントは、自分の投資期間を明確にすることです。投資期間が違うと投資判断が全く変わるからです。

短期投資ならテクニカル分析を重視

デイトレードやスイングトレードで売買する個人投資家が、ファンダメンタルズ分析で売買する株を探しても効果的ではありません。

株の需要と供給のバランスから判断するテクニカル分析を使った方が遥かに効率的です。

長期投資ならファンダメンタルズ分析を重視

逆に、長期投資をするなら、株の需給のバランスで投資判断するテクニカル分析では効果が限定的になります。

それよりも、業績や財務状況から判断するファンダメンタルズ分析の方が効果的です。

株の探し方と特徴
投資する株の探し方 判断材料 投資期間
テクニカル分析 株の需要と供給 短期から中期
ファンダメンタルズ分析 業績や財務 中期から長期
利用する企業 魅力や株主優待 長期
SNS 信頼できる情報発信者 発信者により